四季の色『シュタイナー教育の色彩~色と語らうひととき~』Vol.1
2018年 4月 17日
新たな出会いの日。はじめまして!なのに、どこか懐かしいような…そんな始まりでした。
☆ニュートンの色彩学
1704年 ニュートンはプリズムを通した光が屈折することによって7つの色が生まれることを発見した。
ニュートンが研究の対象にしたのは、目に見える、科学的、物理的色彩だった。
☆ゲーテの色彩論
ゲーテは、光と闇について語り始め、光に一番近く明るい色が黄、闇に一番近く暗い色が青であるとした。
そして色はそれぞれに雰囲気があり、感情に作用すると言った。
暖色は、明るく開かれていて、はねまわる子どもの世界のよう。
寒色は、内向的で憂鬱、知的な思考の世界。
赤、青、黄を三原色とし、三角形に配置してみる。
さらに赤と青の間に紫、青と黄の間に緑、黄と赤の間にオレンジを配置する。
隣同士の色は、手が繋げる仲良しの色。
対極の色は、交わることを好まない色。
☆シュタイナー教育
生理的発展と、魂の働きに合わせて教育する。
意志の力を育む 0~7歳
感情の力を育む 7~14歳
思考の力を育む 14歳~21歳
☆ワーク① 『色相環』
フリーハンドで円を描き、それを6分割し、先ほどの三原色とその間の色を色鉛筆(リラ社のスーパーファルビィ)で塗っていく。
☆ワーク② 『四季の色』
パステルを使って、四季のイメージを色で表現する。
☆小野先生より
人の生き方は色彩を持っている。
このように集う場があり、同じ思いの人が集まると、曼荼羅模様ができる。
☆スタッフより
ワークの時間、色鉛筆やパステルを手にみんな無心に色を描いています。
世界に一枚、その人にしか掛けない、その人らしい色彩です。
出会うべくして出会った人々、その熱心さに圧倒され、企画者冥利に尽きる思いです。