気質の変化『シュタイナー教育の色彩~色と語らうひととき~』vol.3
2018年 6月 19日
☆実習 水彩画
「ぬらし絵」、または、「にじみ絵」と呼ばれる水彩画。
水でぬらした画用紙に描いていくので「ぬらし絵」、または、絵の具が水に乗ってにじんでいくので「にじみ絵」と言う。
シュットクマー社の水彩絵の具のうち、ゲーテカラー三原色の赤、青、黄を水で溶いて使った。
絵の具の色を、描く前に混ぜることはしない。
輪郭を先に描かず、色を面で描いていくうち、色と色が出会ったところに新しい色が生まれる。
☆四つの気質
血液型は一生変わらない。
性格は、それほど変化しない。
けれども気質は一生の間に変わっていくし、変えることができる。
多血質 明るく元気 いろいろなことに興味を持つ ぴょんぴょん跳ねるように歩く
胆汁質 正義感が強い 批判する力がある
憂鬱質 内面に目を向け考え探究する 自分のやりたいことをやる 現実の中で考える
粘液質 目覚めが遅く、ゆっくり動く 清濁併せのむ
☆人生における気質の変化
0歳~14歳ころ 多血質の季節
14歳~35歳ころ 胆汁質の季節
35歳~45歳または55歳ころ 憂鬱質の季節
45歳または55歳ころ~ 粘液質の季節
☆気質を変える
気質を変える鍵穴は、自分の内側にしかない。
だから、もういいと自分で思えるまで変えられない。
☆人は自分の感覚でしか周りが見えない。
☆小野先生の掲示板、「森のアトリエmorino」です。
ご参照ください。
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